高齢出産

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ヒューナーテスト(性交後検査)


不妊治療を受けるとき必要となる検査の一つに、性交後検査があります。ヒューナーテストとも言われ、聞いたことのある方も多いでしょう。

ヒューナーテストの目的は、性交後の精子の状態を調べることが第一です。女性の子宮内は、普段は子宮頚管で作られる、頚管粘液という粘性の高い分泌液で感染から守られています。この頚管粘液は、排卵期になると粘性が低くなり、水っぽくなります。これは、精子が子宮内へ入るのを妨げないようにしたり、子宮内で動きやすくさせたりするためです。排卵期の頚管粘液の量や、頚管粘液内での精子の生存状況、頚管粘液と精子の相性などを調べることで、受精の可能性を知ることができます。受精のためには、頚管粘液内を元気にたくさんの精子が動いていることが理想なのです。

ヒューナーテストの検査は、性交後の頚管粘液を採取して行なわれます。排卵に近い時期に性行為を持ち、その2時間から8時間後までの間に病院へ行き、検査を受けます。ここで重要なのは、このタイミングです。頚管粘液の採取は、子宮頚管から少量を慎重に採取しますので痛みはありません。その後、質や伸び具合、酸性度とともに、顕微鏡による精子数と運動率も調べられます。より信頼性を高めるために、同月経周期中に数回繰り返して行なう場合もあります。ただし、中には、ヒューナーテストの必要性や意義に疑問を持つ医師もいるので、検査自体を行なわないという病院もあります。

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ダウン症候群


ダウン症候群とは、21番目の常染色体に異常が生じることによる先天的な疾患です。新生児の染色体異常の中では、最も多い原因といわれます。90%以上が、通常より染色体が1本多い、すなわち3本あるトリソミー(数的異常)です。ですから、「21トリソミー」と言われる場合もあります。

ダウン症候群の赤ちゃんは、1000人に1人の割合で生まれるといわれますが、妊娠出産時の母親の年齢が高くなると、その発生率も高くなることが明らかになっています。ある調査結果では、母親の年齢が30歳未満で1500人に1人、30歳?34歳では800人に1人、35歳?39歳では270人に1人、40歳?44歳では100人に1人、45歳以上になると50人に1人、という割合で発生するとされています。

ダウン症候群を起こす染色体異常は、母親の加齢にともない、卵子形成過程に染色体が分離しないという「染色体不分離」が増加するためとも考えられています。しかし、父親に由来しているものもあるなど、正確な理由はわかりません。母親に由来するものと、父親に由来するものの比は4:1といわれています。

ダウン症候群の特徴は、生まれた時から筋緊張が弱いことが多く、体が柔らかすぎて授乳が難しかったり、授乳に時間がかかるなどが挙げられます。また、外見的な特徴は、顔の中心部の成長に比べ顔の外側の成長が大きいため、鼻の付け根が低く、つりあがった目やと目と目の間隔が広いなどの特徴があります。約半数の赤ちゃんには心臓などの内臓の奇形が見られます。屈折異常や白内障、停留精巣などを持つ赤ちゃんもいます。成長しても、運動発達や知的発達は遅れがちですが、その程度は人によってさまざまです。中には、画家や音楽家といった芸術家として個性を発揮している人もいます。

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タイミング療法


不妊治療でも、30歳前半くらいまでの女性の場合は、比較的身体に負担のかからないタイミング療法や人工授精といった方法で十分かもしれません。

タイミング療法とは、基礎体温を測って排卵の周期を予測し、排卵日を狙って性行為を持つことで妊娠を可能にさせるという方法です。専門医の下でしっかりと指導を受けながら、正確に排卵周期を予測することができれば、この方法による妊娠の確率は随分と高くなります。現在、不妊専門の病院で妊娠が一番多いのも、このタイミング療法だといわれています。

タイミング療法の一番の利点は、治療費がそれほど掛からないということです。また、ほとんど自然に近い状態での妊娠になりますから、ほかの治療法に比較して流産の危険性も低いと考えられます。治療から妊娠に至るまでの身体への負担も少ないため、女性にとってはいろいろな面で安心もできるでしょう。逆に、欠点としては、妊娠するまでに時間が掛かりやすいということがあげられます。不妊の心配の何もないカップルでも、妊娠する確率は、一回の排卵周期で20?25%程度といわれていますので、多少でも不妊の原因のあるカップルでは、4?5回以上の回数が必要でも仕方がありません。

タイミング療法で一年ほど様子を見て、それでも妊娠しないという場合は、通常、人工授精などの次のステップを考えることが多いようです。少しでも不妊の心配があるという方は、まずは基礎体温を測り基礎体温表をつけましょう。自分の身体の周期を知り、その周期に基づいて性行為をもつことが最初の不妊治療です。他のどんな方法より、最も妊娠の確率の高い方法でもあります。

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「子どものいない生活」という選択


不妊治療を懸命に試み、長年にわたって努力してきたにもかかわらず、残念ながら赤ちゃんが授からないというケースもあります。どんなに努力していても、また、どんなに赤ちゃんを強く望んでいたとしても、いつかは不妊治療を終了しなければならない日が来ます。妊娠・出産に対する体力的な限界、出産後十何年にわたる育児に対する体力を考えた末の結論です。また、不妊治療にかかる費用を考えると、もうこれが限界だとしてあきらめる人もいます。不妊治療をやめる理由は、人それぞれなのです。

不妊治療をやめてしまう事は、深い失望感が伴います。何かに負けてしまったような敗北感、自分達に非があるような劣等感を感じる人も少なくありません。周囲の家族や身内、友人などは治療を終えることに理解を示してくれないこともあります。しかし、二人にとってこれからの一番望ましい生活のスタイルを決めるのは、最終的にはやはり夫婦二人だけの判断です。「子どものいない生活」を送るという決断も、二人によってなされるべき結論です。

不妊治療を終えることを決めたカップルの多くは、新たなチャンスのための新しい扉が開かれたと感じる人もいます。不妊治療中は、何かに追われるように必死だったと言う人も多いです。不妊治療には、我慢や忍耐がつきものです。それから解き放たれ、悲しみを乗り越えると、少し楽になったと感じる人も多いようです。不妊治療中は保留にしてあった夢や希望の実現に向けて、新たに生活を立て直していくことを積極的に選択していく夫婦もいます。

不妊治療をあきらめることは、新しい生活を得るためのスタートにもなります。夫婦二人が夢を持ち、充実して生きていくための、数ある選択のうちの一つに他なりません。カップルの二人ともが、その事実をきちんと受け入れて思いやりを持って支えあう必要があります。専門家によるそのような夫婦の心のケアを行なうところもたくさんあります。必要ならば、話を聞いてもらうことも大切です。

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妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)


妊娠中毒症とは、以前では、高血圧、尿たん白、むくみ(浮腫)のうち、妊娠前にはなかった症状が妊娠したことで一つ以上見られる場合に診断されていたものです。しかし2005年には、日本産婦人科学会によって、むくみは項目から外されました。その症状名も「妊娠高血圧症候群」と改められました。

妊娠高血圧症候群となる原因は、はっきりとはわかっていません。名称が改められた理由のひとつは、以前の名称にあるような、何か毒のようなものの中毒ではないということです。現在考えられている原因は、妊娠によっておこる様々な生理現象に何らかの原因で、母体がうまく適応できないためと言われています。

妊娠高血圧症候群は、どの年齢の妊婦でも起こり得ますが、高齢妊娠の場合はその発生率も高くなります。34歳以下の妊婦での発生率が11%程であるのに対して、40歳以上の妊婦では約30%という高い確率で発生するという報告があります。加齢とともに血管が老化するために、妊娠により血圧が高くなって発症するとも考えられています。症状を軽視し、そのまま放置しておくと、子宮へ流れる血液の量が減少し、胎盤の働きが低下して胎児の発育が悪くなってしまうという可能性があります。その上、母親自身の腎臓や肝臓にも、障害を起こす危険性があります。特に、高齢妊娠の場合は、少しでも症状を自覚したならば早めに産婦人科医に相談しましょう。予防は、年齢にかかわらず、減量と減塩が最も有効です。高齢妊娠の場合は、肥満や血圧家系の妊婦は特に注意し、予防に努めましょう。

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